鍼灸とSPICE

「医食同源」という言葉は健康志向が高まる近年、稀に見る言葉だ。

その中で僕が注目している健康志向アイテムの一つがスパイスだ。年々スパイスの使い方は多様化している。カレーなどの料理は勿論の事、アロマオイル、お香、お茶、漢方、薬、色染めなど例を出したらキリがない。そう、例を分析すると、いつでも僕達の生活の中には「SPICE」というものが存在している事に気づく。

生活の一部で多様化したスパイス、鍼灸師である僕はスパイスとお灸を併せる事でお灸の艾から出る成分「チネオール」とスパイスから即時発生する「エッセンシャル」を混ぜ合わせた効果が出る、

「スパイス灸」

というモノを治療に使用している。

開発したきっかけは、僕は無類インドカレー好きだ…いやいや、好きのレベルを超え、ライフスタイル!とにかく毎日食べ、毎日作る。

何が魅力なのか?そこまでスパイスやカレーに興味のない人からしたら気になるところであり、1番多い質問でもある。

僕は以前、自律神経失調症の経験があり、経験したモノにしか分からない辛さがある一種の病気だ。言葉で表すのは難しいが簡単に細分化して表すと下記の様な症状だろうか?

・めまいや耳鳴りするときが多い。
・または立ちくらみをよく起こす。
・胸が締め付けられる感じがする。
・または胸がザワザワする感じが時々ある。
・心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。
・息苦しくなるときがある。
・夏でも手足か冷えるときがある。
・胃の調子が悪いときが多い。(お腹がすかない・胸やけなど)
・よく下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す。
・肩こりや腰痛がなかなか治らない。
・手足がダルイ時が多い。
・顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。
・朝、起きる時に疲労を感じる。
・気候の変化に弱い。
・やけにまぶしく感じる時がある。
・寝ても寝ても寝たりない。
・怖い夢をよく見る、または金縛りにあう
・風邪でもないのに咳がよく出る。
・食べ物を飲み込みつらい時かある、喉に違和感がある。呂律が回らない時がある。

などの症状がいくつか合わせ出るのである。

経験、発症中の方や、悩んでる方はいますか?

単体で症状が出る程度なら、イライラはするが耐えられない事はない症状だ。しかし、まとめて複数の症状が出たらどうでしょうか?辛さを言葉に表せない…でも症状は続く…日々我慢との戦いでした。しかし、開放されたのは意外なきっかけ。

きっかけは「SPICE」今回はスパイスとの出会いについて、簡単に語りたい。

当時勤めていた職場の隣にインドカレー屋さんがオープンした。そこから人生が変わったと言えば大袈裟かもしれないが、思考、好み、食事などライフスタイルが変化した事は紛れもない事実。インドカレーというものを当時食べたことがなかった。だからこそ気になり、興味本位で食べてみた。

※インドカレーとは?日本のルーから作るカレー文化とは違い、スパイスから作るカレー文化。

食べたら驚きの連発だった。注文した辛さはインドカレー初心者ということもありeasy。でもなんだろうこの刺激…

「辛くないのに汗が出る」

という現象を初めて食事で体験し、その後がやたら気持ち良くスッキリするのです。今思っても人生では経験したことのない体感だった。当時無知だった僕は直感で「汗で老廃物を出してるんだ〜」「この食事を続けたら身体はどう変化するのか?」と考えていた。

結果、そこから僕は完全なインドカレーの虜だ。当時の勤めていた企業は基本26日出勤、そのうちの20日間は隣のインドカレーを1年半食べ続けていた。職業は当時整体師、職場で鍼灸治療(予防医学)、整体、アロマトリートメン(民間療法)を受け、気付いたら自律神経失調症は完治していた。その時一つ決めたことがある。

必ず鍼灸や整体とspiceカレーを合わせて、自立神経で悩んでる方に医食同源を提供したいと!

というのも、かれこれ12年前の話…

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